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空とぶえほん』では、1500冊以上読んでいる絵本のなかから、とりわけ心にとまった厳選された絵本のみを紹介させていただいています😀

またテーマを細かく分けて紹介していますので、今の自分やお子さんに合ったテーマの中からおすすめ絵本をみていただくことができます😄

お子さんの読書読み聞かせの絵本選びに、ご活用いただけましたら、幸いです🌸


紹介記事後半、マンガ風「親子で絵本トーク」も是非お楽しみに!
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科学絵本シリーズ ~おすすめ5選~

2022年7月20日水曜日

○科学のえほん

t f B! P L

 科学絵本シリーズ ~おすすめ5選~


科学絵本について

科学と聞くと、何を想像するでしょうか。

宇宙?化学?生物?それとも医学でしょうか?

調べてみると、科学の分野はとても広いことがわかりました!

形成科学<物理科学>(基礎)物理学、化学、宇宙科学など(応用)工学、計算機工学
<生命科学>(基礎)生物学(応用)農学、医学、歯学、薬学
自然科学(基礎)数学、統計学(応用)計算機工学
社会科学(基礎)経済学、政治学など(応用)経営学、教育学など
人文科学(基礎)哲学、音楽学など(応用)言語学、人間科学など

こうして見ると、誰しも何かしら科学への興味があるような気がします。

「なんで?」、「どうして?」と、不思議なことに興味津々な子どもたち👦👧👱は、科学の芽が🌱た~くさんあります。

今回は、そんな子どもたちに読んであげたい「かがくの絵本」にスポットライトをあてて、これまで読んできた絵本の中から、厳選しておすすめしたいものをご紹介します😊

第1位 『ちいさなかがくのとも』『かがくのとも』『たくさんのふしぎ』福音館書店

子どもに、科学への興味を抱いてほしい!
すでに科学への興味がある!

そんな時、間違いなくおすすめなのが、福音館書店のかがく絵本シリーズです。

ちいさなかがくのとも (3~5歳向き)

幼い子どもたち(3~5歳)がはじめて出会う「かがくの絵本」として刊行されている、『ちいさなかがくのとも』👶

知識ではなく、毎月のテーマを通じて子どもたちに「感動」を届けることを大切にしている点がとてもすばらしいです。

画像一番右の『📖かぶとむしがにげた!』は、かぶとむしを飼うことにした、ちいさな男の子👦🐞のお話です。

ある日、かぶとむしはガサゴソと逃げ出したことに気づき、泣いてしまします。

しかし、男の子は夜になって羽音を耳にし、かぶとむしを見つけることができました。

無事、カブトムシを虫かごにもどすことができた男の子の笑顔で、エンディングをむかえるのです。

知識を伝えたくて書かれているのではなく、男の子の小さな感動を通して、カブトムシという生き物も知ることができるというのが、本当に素敵でした😊✨

こちらは2022年8月号(最新号)です⭐今の季節身近なテーマのものから手にとると、お子さんも食いつくかもしれません😄


かがくのとも(5・6歳&小学1・2年生向き)

5歳~小学校低学年になったら、『ちいさなかがくのとも』から『かがくのとも』へ。

子どもたちの身の回りのことすべてがテーマになっているので、身近な興味から、かがくの世界に引き込まれるかもしれません。

こちらも、ストーリー性を大切に、自然、人間と生活、遊びの3つの視点で、子どもたちの発見の喜びや驚きをサポートしていますよ👐

こんな記事を書きました!
かがくのともシリーズの『まめ』についての記事です⭐
かがくのとも』のご参考になりましたら、幸いです😊

息子が恐竜が鳥🐦に進化していたことを初めて知った、かがくのともシリーズ『 とりになった きょうりゅうのはなし 』で、知識が深まった良い本だったことを覚えています😌


たくさんのふしぎ(小学校3年生~)

自然、人間の生活、歴史、数学、哲学と、あらゆるふしぎ👀を小学生向きに届けられている科学雑誌です📖

活躍している研究者や専門家👴👸👵が、世界のふしぎを、子どもたちが自発的に感じ、考え、理解していけるように導いているのも魅力の1つです❗

例えば、この『ブラックホールって なんだろう? 』。

空を見上げる男の子と一緒に、自分も空を見上げている気持ちでブラックホールについて考え、想像していきます😌

分かりやすい絵でさらにイメージを膨らましながら、

宇宙には、じつにたくさんのブラックホールがあること。

ちかづいくと、スパゲッティのように細くひきのばされてしまうこと。

ブラックホールの直径50kmで、重さは地球役300万個分であること。

などたくさん知識を深めていくことができます。

白黒の色で統一されているので、宇宙空間🪐にいるような気持ちで、楽しむことができた一冊📖です。

『ちいさなかがくのとも』や『かがくのとも』とは違い、物語性ではなく、サイエンスドキュメンタリー番組を観るかのように、本を読み進めていく印象でした✨より知識が深められていきます😌

息子が読んだのは、小学校1年生の時でしたが、楽しめていたので、低学年の子でも興味がある子はぜひ😄


ここで買えます!

定期購読したい方Fujisan.co.jp 

年間購読料(12ヵ月分・税込)幼児向けシリーズ…5,280円 / 毎月440円  たくさんのふしぎ…9,240円 / 毎月770円

(毎月1冊、1年間で12冊の絵本がそろいます。)

単品で気に入ったものを購入したい方: 絵本ナビ 、全国の書店、Amazon、楽天、yahooショッピングなど

迷ったら、福音館書店の科学絵本シリーズを、年齢や興味のあるテーマに合わせて選ぶのがベストです✨✨

第2位 加古里子 科学絵本

かこさとし かがくの本 全10巻 童心社


*全10巻タイトル(※リンクをクリックすると、絵本ナビで試し読みができます。)
ぼくのいまいるところ・・・・・・・・・・自分のいる場所から、宇宙への広がる絵本です。
かわいいあかちゃん・・・・・・・・・・・・「生まれる」を通して、生き物違いを学べます。
たねからめがでて・・・・・・・・・・・・・・植物の根本原則を分かりやすく物語ります。
あるくやまうごくやま・・・・・・・・・・大地のふしぎをマンガタッチで楽しく描きます。
あまいみずからいみず ・・・・・・・・・・実験から、海の水の謎を解き明かす化学絵本です。
ひかりとおとのかけくらべ・・・・・・光と音、どちらが速いか?科学の基本を学びます。
なんだかぼくにはわかったぞ ・・・・身の回りの物質の性質と違いを探ります。
よわいかみつよいかみ・・・・・・・・・・弱い紙を強く出来るのか?力学の基礎を学べます。
よこにきったまるいごちそう ・・・・野菜を通して、立体と平面の交差を解く絵本。
ちえのあつまりくふうのちから ・・・科学技術の歩みを解き明かします。

第17回サンケイ児童出版文化賞🎇を受賞シリーズ❗

1988年初版の本ですが、科学🪐🔍に興味持たせたい、また持っているなら、とてもおすすめです😃

子どもの身の回りに起きる、様々な出来事を通して、科学の基本を語りかけてくれよますよ😉

子どもとの交流の中で見いだした、加古里子さんの科学的理論を体系化したものでもあります⭐

5・6歳~楽しめます🎵

特に個人的に気に入っているのが、かこ・さとし かがくの本8『よわいかみ つよいかたち』です。

はがきを縦半分に切って、分厚い本を2つ並べ、その間に橋のように切ったはがきを置くところから、始まります。

その紙の上に、小銭などの重りを置いていって、どのくらいまで耐えられるのか実験します。

次に、紙を折ってみて、同じように重りを置いていくのです。

息子は、この絵本を読んで、さっそく実験していました👦❗

子どもが不思議と実験したくなるので、科学の興味を引き出すのに、とても良い絵本だと感じたのです。しかし残念ながら、新品購入できるのが、現在『よわいかみつよいかたち』、『よこにきったまるいごちそう 』だけなんです。

この2冊は、まだ購入可能です♪


かこさとし からだの本 全10巻

*全10巻タイトル(※リンクをクリックすると、絵本ナビで試し読みができます。)
あなたのおへそ ・・・何故人間にはおへそがあるの?人間と他の生物の違いが学べます。
たべもののたび ・・・たべものが口から入って消化されるまでのたびを楽しく描いています。
むしばミュータンスのぼうけん ・・・虫歯菌ミュータンスが、虫歯の怖さをおもしろく教えます。
あかしろあおいち かこさとしからだの本 ・・・血の性質、赤血球、白血球、血と食物、運動との関係などをやさしく説いています。
はしれますかとべますか ・・・正しい歩き方から、走り方、とび方など、運動の基本をたのしく描きながら説いています。
てとてとゆびと ・・・手や指は、どうしてうごくのか? その大切な機能をなどを教えてくれます。
あがりめさがりめだいじなめ ・・・目のしくみは、どうなっているのか?目の大切さを知ることができます。
ほねはおれますくだけます ・・・骨と食物との関係。人間の骨の形やしくみを描きます。
すってはいてよいくうき ・・・肺の機能を教え、新鮮な空気の良さ、タバコの害や公害について語ります。
わたしののうとあなたのこころ ・・・大切な脳の役割としくみ、正しい環境が美しい情緒を育てることを教えます。

知っているようで知らない体のしくみを、1巻ずつ分かりやすく解説してくれるこのシリーズは、体のことを知るのに、とってもおすすめです😄✨

4・5歳くらいから、読み聞かせしてあげると、体の不思議に興味を持ってくれると思います。

ちなみに、息子👦のお気に入りは、むしばミュータンスのぼうけん です。

この絵本を読み終えて、真っ先に息子が「歯磨き」をしているではありませんか❗❗

絶対ミュータンス倒してやる❗❗見てろ~!!!シャカシャカシャカ!!

むしばの怖さ、むしばになる理由が身にしみて分かったようで、良かったです😌


絵本ナビでもっと知りたい!

画像🠝をクリック🖰すると、絵本ナビ にジャンプします📙

是非他の方の口コミも参考にされてみてくださいね😊

第3位  ファーブル昆虫記シリーズ ひさかたチャイルド

科学の分野の中でも、特に昆虫に興味を持っている子におすすめしたいのが、ひさかたチャイルドの『ファーブル昆虫記』シリーズです😃

一度は読みたいファーブル昆虫記が絵本になって、とっても読みやすくなっているので、4・5歳頃からの読み聞かせに良いですよ🎵

詳しくは、こちらの👇記事で魅力を語っているので、良ければ参考にしてみてくださいね😀

こんな記事を書きました!

好きな昆虫のお話から、手に取ってみてください♪


絵本ナビでもっと知りたい!

画像🠝をクリック🖰すると、絵本ナビ にジャンプします📙

是非他の方の口コミも参考にされてみてくださいね😊


第4位 みつけようかがくシリーズ 福音館書店


*タイトル(※リンクをクリックすると、絵本ナビで試し読みができます。)
あっ! ゆきだ ・・・自分のいる場所から、宇宙への広がる絵本です。
いきてるってどんなこと? ・・・生きているとはどういうことなのか、子どもたちに分かりやすく伝えます。
エネルギーってなんだろう ・・・エネルギーって何?見えるの?エネルギーの謎に迫ります。
きいてみようしんぞうのおと ・・・起きている時も寝ている時も、動き続ける心臓のしくみを探ります。
くうきはどこに? ・・・空気を通して、自分をとりまく環境に目を向ける絵本です。
こんちゅうってなんだ? ・・・昆虫の定義、共通点、相違点など分類のてがかりになる特徴を明らかにします。
じしゃくのふしぎ ・・・磁石にはどんなものがくっつくのか。磁石の不思議に迫ります。
じゅうりょくってなぞだ! ・・・あらゆるものを地球の中心に向かってひっぱている力、重力についてさぐります。
ずっとまもっているよ ・・・いろいろな方法で子どもを守ろうとする動物の親を知ることができます。
せかいはなにでできてるの? ・・・「個体」「液体」「気体」という物質の3つの「すがた」について、身近な例や実験を通してわかりやすく伝えます。
たねそだててみよう ・・・種が成長するしくみを取り上げ、実験を通して自然と生命のおもしろさ、すばらしさを描いています。
たべることはつながること ・・・食べることによる生き物同士のつながりを分かりやすい文と絵で描きます。
ねむりのはなし ・・・どうして生き物は眠れなければならないのか。「ねむり」について大事なことを伝えています。
ペンギンのヒナ ・・・コウテイペンギンのヒナの成長を描く感動の絵本。
ほらあめだ! ・・・空から降ってくる雨が、どのようにつくられるのか。水が循環しているということを、ていねいにやさしく伝えます。

福音館書店の「みつけようかがくシリーズ」は、読んであげるなら:5・6歳から、自分で読むなら:小学低学年から楽しむことができます😄

子どもたちが、一度は不思議に思ったり、疑問に思ったりしたことがある、身の回りの幅広い科学がテーマになっているので、どれを読んでも今までのが解けますよ💡

特に息子👦が気に入っていたのが、この👇「たべることはつながること」。

食物連鎖のことがよくわかる、「生き物のつながり」を図解にしたものがとっても分かりやすかったね。私たちは全ての生き物とつながっているんだね。

画像名

オレ、これで「しょくもつれんさ」のこと知ったよ~。オレたちが食べたものは、オレたちで終わるんだってっことも!

そういえばじしゃくのふしぎ も気に入ってなかった?

画像名

そうそう!これ読んで、ママに強力磁石買ってもらって、実験したんだよ~。楽しかった!またやりたい!!

まだ磁石で遊んだことがなかったら、是非こちらも読んでみてくださいね😄🎵

第5位 少年写真絵本シリーズ 少年写真新聞社


読んであげるなら:6歳~ 自分で読むなら:小学校3年生~

少年写真絵本シリーズは、写真がとっても多いので、低学年でも楽しめると思いますが、思いの外漢字も情報量も多いので、小学校中学年から高学年にかけて、本格的に読むことができます📖

科学の興味を引き出すのにとってもおすすめです😄

少年写真新聞社だけあり、子どもの目を引く本物の写真と、絵本✕新聞のような各ページが特徴です🕮

少年写真新聞社は、学校の掲示板などに貼られるニュースのポスターで知られています🏫

子どもたちの目をひきつける写真で、確かな知識を伝え、子どもたちの視線に立った、安心して使える教材かつ資料として、65年にわたり、先生方も活用しています👴

こんな記事を書きました!
少年写真絵本シリーズから『はじめて見たよ!セミのなぞ』の魅力を語りました!⭐ご参考になりましたら、幸いです😊

生物🐛🐟🐞🐸が好きな子に、特におすすめ👇✨✨






こちらは、知っている限り、最新巻です✨!

まとめ

😄いかがでしたでしょうか📖今回は、~科学絵本シリーズ おすすめ5選~を紹介しました⭐

『科学』は、私たちの生活に切っても切り離せない大切なテーマです。

今回おすすめした科学絵本シリーズのポイントにまとめてみました😊ご確認いただけましたら、嬉しいです!

ちいさなかがくのとも 3~5歳の幼い子どもたち向け。毎月刊行。知識ではなく、「感動」を大切にしている。身の回りの幅広い科学のテーマ。
かがくのとも 5歳~小学校低学年向け。毎月刊行。ストーリー性を大切にしている。身の回りの幅広い科学のテーマ。
たくさんのふしぎ 小学生向け(3年生~)。毎月刊行。活躍している研究者や専門家が世界の不思議を、子どもたちが自発的に考えられるように導いている。あらゆる不思議がテーマ。
かこさとしのかがくの本 読んであげるなら:5・6歳~。自分で読む:小学校低学年~。身の回りにある様々なことがテーマ。加古里子さんの科学的理論を体系化。第17回サンケイ児童出版文化賞受賞。
かこさとしのからだの本 読んであげるなら:4・5歳~。自分で読む:小学校低学年~。体がテーマ。1巻ずつ体の仕組みを分かりやすく解説!
ファーブル昆虫記 読んであげるなら:4・5歳~。自分で読む:小学校低学年~。昆虫がテーマ。あのファーブル昆虫記が、絵本で読める!物語感覚で、昆虫のことが学べるのがポイント。
みつけようかがく 読んであげるなら:4・5歳~。自分で読む:小学校低学年~。身の回りの幅広い科学がテーマ。1巻1巻丁寧に科学の不思議に迫る。ちいさい子にも分かりやすい。
少年写真絵本 読んであげるなら:5・6歳~。自分で読む:小学生低学年~高学年。科学でも生物のテーマが多め。新聞✕絵本といった雰囲気がある。情報量多め。

また、今回紹介した科学絵本シリーズを、年齢別のおすすめ表を作って、まとめましたので、絵本選び、是非、ご家庭での読書、読み聞かせの参考にされてみてくださいね🎵 

年齢別
おすすめ表
ちいさなかがくのとも かがくのとも たくさんのふしぎ かこさとしかがくの本 かこさとしからだの本 ファーブル昆虫記 みつけようかがく 少年写真絵本
幼児 ×
低学年
中学年 ×
高学年 ×

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厳選絵本!紹介ブログ「空とぶえほん」へようこそ! 本ブログ管理人、ゆりじは、数年間、学校図書館に勤務し、現在8歳の息子に、1500冊以上の本を読んできました。 ここでは、私と息子の絵本旅の中で、とりわけ心にとまったおすすめしたい素敵な絵本だけを、実体験とともに紹介していきます。 いつか子どもたちが、たくさんの本を読んで世界を広げ、大空に羽ばたいていけますように。 そして、その想像力が海を越えていきますように。

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